2024年12月26日木曜日

【報告】ゆうちょ裁判、第1回弁論(12月25日)が開かれました(24.12.27)

 ゆうちょ裁判とは >概要 >オンライン署名 
  次回期日:来年2月12日(水)11時半から、603号法廷。

ゆうちょ裁判の第1回口頭弁論期日が12月25日、東京地裁603号法廷で開かれました。
担当裁判官は民事第4部の部総括の西村康一郎さん。まずは淡々と落ち着いた訴訟指揮ぶりでした。

期日直前の2日前、被告のゆうちょ銀行からペラペラの答弁書が届きました(PDFこちら)。 「この親(ゆうちょ銀行)にしてこの子(代理人弁護士)あり」の通り、裁判の主題である「振込口座開設の拒否の理由について」、何の説明もないものでした。



当日の裁判には6名の傍聴人が駆け付けてくれました。
被告欠席のまま、訴状(PDFこちら)と答弁書の陳述ということで、あっという間に審理終了。 

次回期日は来年2月12日(水)11時半から、603号法廷で。
来年1月末までに、被告ゆうちょ銀行から、訴状の中身に対する認否と反論を提出することも決められました。次回からいよいよ本番、本裁判の主題に入ります。楽しみにしていて下さい。

傍聴された皆さま、お疲れ様でした。 H期続き、宜しくお願いします。

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ゆうちょ裁判賛同のオンライン署名のスタート(24.12.27)

2024年11月8日のゆうちょ銀行への提訴(その報告>こちら)と同時に、この提訴の賛同者を募るオンライン署名を開始しました。

賛同いただける方は、署名をお願いします(こちらから


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2024年11月8日のゆうちょ銀行提訴の際に提出した証拠の一覧表(24.12.27)

 以下は、私たち団体が2024年11月8日に、ゆうちょ銀行提訴の際に提出した証拠の一覧表です。

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令和6年(ワ)第 30306 号

原  告  災害時の人権を考える会

被  告  株式会社 ゆうちょ銀行

証 拠 説 明 書 ()

20211 8

東京地方裁判所民事部 御中

原告 代表 柳 原  敏 夫  

1、書証(甲1~12

甲号証

標     目

(原本・写の別)

作 成

年月日

作成者

立 証 趣 旨

備考

団体「市民が育てる『チェルノブイリ法日本版』の会」の結成の趣旨説明

2018.3.

原告代表柳原敏夫

団体「市民が育てる『チェルノブイリ法日本版』の会」(以下、日本版の会と略称)の活動の目的を明らかにしたもの。


団体「市民が育てる『チェルノブイリ法日本版』の会」の規約(改訂版)

2019.3.17

柳原敏夫ほか

日本版の会の組織体制及び運営を明らかにしたもの。


ブックレット「わたしたちは見ている:原発事故の落とし前のつけ方を」の出版社のHP

2024

新曜社

出版社のHPの新刊紹介の頁に、左記ブックレットが紹介されたこと。


原告の規約

2024.5.10

柳原敏夫ほか

の組織体制及び運営を明らかにしたもの。


書面(無題)

2024.6.26

被告 横浜貯金事務センター所長

被告が原告に対し、理由を明かさずに、原告の振替口座開設申込みを拒否する通知をしたこと。


質問及び協議の申入書

2024.7.10

原告代表柳原敏夫

口座開設申込みを拒否した理由につき被告に説明を求め、もし原告が「マネー・ローンダリングかテロ資金の関係する組織」と疑われているのなら、その疑いを晴らすために必要な手立てを協議する場を設けて欲しい旨の申入れをしたこと。


書面(無題)

2024.730

被告 横浜貯金事務センター所長

被告から原告に対し、理由は回答できないという回答があったこと。


再度の質問及び協議の申入書

2024.7.30

原告代表柳原敏夫

長い歴史を持つ民営化以前の被告の振替口座開設のあり方にさかのぼって問題を検討し、そこで得た結論に基いて、再度、甲6と同様の質問をしたこと。


陳述書

2024.11.4

同上

1、日本版の会の発足の経緯と現状

2、原告の発足の経緯と現状

3、振替口座開設を拒否されたことについて


10

陳述書

2024.11.4

原告会員

大庭有二

1、原告と日本版の会との関係

2、振替口座開設をめぐる経過

3、被告の振替口座の開設拒否による影響

4、裁判所に望むこと


11

陳述書

2024.11.5

原告会員

岡田俊子

1、私と日本版の会・原告との関係

2、本ブックレットの拡散・販売・送金・集計

3、振替口座開設を拒否された結果について

4、裁判所に望むこと


12

陳述書

2024.11.4

原告会員

三宅征子

1、私と日本版の会・原告との関係

2、振替口座開設を拒否されたことによる影響

3、裁判所に望むこと



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2024年11月8日のゆうちょ銀行提訴の際に提出した私たち団体メンバーの陳述書(24.12.27)

 以下は、2024年11月8日のゆうちょ銀行提訴の際に提出した私たち団体メンバー4人の陳述書です。

代表 柳原敏夫(PDF>こちら


会計担当 大庭有二(PDF>こちら

会員 岡田俊子(PDF>こちら

会員 三宅征子 (PDF>こちら


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2024年11月8日、私たちはテロ組織という『えん罪』を晴らし、市民活動を開始するチャンスを手に入れるため、ゆうちょ銀行を提訴しました(24.12.27)。

私たちは、2024年8月1日に、「どうか、私たちにテロ組織という『えん罪を晴らす方法を教えて下さい」とゆうちょ銀行宛に「再度の質問&協議の申入れ」(PDF>こちら)を出しました(その報告は>こちら)。

しかし、待てど暮らせどゆうちょ銀行から何の回答もありません。このままでは私たちの団体の運営が立ち行かなくなる。やむを得ず、この口座開設拒否の真相は公平な第三者の立会いのもとで明らかにするしかないと考え、11月8日、『虎に翼』の舞台である裁判所に提訴しました。それが1円の損害賠償訴訟です(訴状全文は>こちら)。

と同時に、この提訴に対する支援を求める以下のオンライン署名を開始しました。まだの方は是非、署名をお願いします(こちらから

当初、私たち市民団体はNPOとか一般社団法人のような法人格は持たず、メンバー4人の小所帯の団体のため、原告としての資格を欠くと疑われ、訴状自体の受付でひと悶着あるかもしれないと危惧したのですが、実際にはそのような悶着はなく、すんなりと受け付けられました。

また、損害賠償額が1円のため、形式的には裁判所は簡易裁判所に係属することになるのですが、この裁判が人権裁判であるという性質を訴え、地裁での係属を希望したところ、これもまた受け入られました。

訴状と一緒に提出した私たち団体のメンバーの陳述書は>こちら

かくして、この事件は東京地裁民事4部い係の西村康一郎裁判官(4部の部総括)、法廷6階603号に係属となりました。

以下、提訴のあとの記者会見映像。



【報告】ゆうちょ裁判、第3回弁論(3月19日)が開かれました(25.3.19)

  ※  ゆうちょ裁判とは > 概要  > オンライン署名     次回期日(第4回):5月14日(水)午前10時30分から、603号法廷。     【報告】第2回口頭弁論    【速報】第2回弁論(2月12日)で原告が被告にした質問を書面化    【感想】ゆうちょ裁判、第2回弁...